ABOUT

組織概要

新しい公教育を創造する

私たちは柔道を通じて世界を変えることができると考えています。

法人名

特定非営利活動法人 judo3.0

住所

〒986-2265 宮城県牡鹿郡女川町女川二丁目16-6
(旧住所:〒986-2261 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原303番地の6)

設立

2015年1月1日(2017年10月25日 法人格取得)

目的

この法人は、日本及び世界のあらゆる人々に対し、柔道その他の運動を通じ、文化、宗教、民族、障害、性別、貧富、その他あらゆる違いを超えて相互につながる機会を創出することによって、人類の共栄に寄与することを目的とする(定款第3条)

理想

人類の共栄

使命

新しい公教育を創造する

連絡先

info@judo3.org

代表理事

酒井 重義

理事

大石 公平 ルーマニア柔道代表監督
長野 敏秀 ユニバーサル柔道アカデミー
長谷川正仁 土曜柔道会

監事

渡邊 城士 港柔友会/渡辺会計センター代表取締役

定款

定款

WEB

https://judo3.org/

SNS
テーマソング

「この道を歩けば」シモムラソウシ

目次
  • 主な活動領域
  • 設立趣意書
  • 代表
  • 活動実績
  • メディア掲載
  • judo3.0の「3.0」とは?

主な活動領域

①Dialogue:対話
②Global:国際柔道交流
③Inclusive:発達障害etc

①Dialogue:対話

イノベーションは想いをもった人々が対話することから生まれます。しかしオープンにフラットに対話する環境がなかなかありません。そこで、私たちはフォーラムなどを通じて対話する機会をつくっています。

②Global:国際柔道交流

柔道には文化や宗教などの違いを超えて人と人をつなげる力があります。しかし子どもたちがその力を活用する機会はなかなかありません。そこで、私たちは各地域での国際柔道交流をサポートしています。

③Inclusive:発達障害etc

柔道には人を元気にする素敵な力があります。しかしその力を享受しているのは一部の人だけです。そこで私たちは、障害などのあるなし問わず、誰しもが柔道にアクセスできる環境づくりをしています。特に発達障害と柔道指導に関するノウハウの開発と普及に力を入れています。

 

設立趣意書

代表

酒井重義

宮城県石巻高等学校柔道部卒。東北大学法学部・同大学院法学研究科修士課程修了。元弁護士。柔道三段。都内の法律事務所で弁護士として活動後、近年の脳科学などから社会をよくするポイントは「運動」と「つながり」を軸にした教育・福祉・医療の再構築にあるとの認識に至り、福祉系ベンチャー企業における運動プログラム導入支援、発達障害児向け運動療育福祉施設の経営などを経て、2015年1月、judo3.0を設立。

メッセージ「なぜ柔道から次世代の公教育をデザインするか」(8分 2016年3月6日撮影)

メディア出演

2017/07/03 WEBインタビュー記事「柔道には、人を救う力がある
2018/03/31 WEBインタビュー記事「ANA Blue wingプログラム Nextチェンジメーカー特定非営利活動法人judo3.0」
2020/05/23 テレビ番組BSフジ「JUDO」に出演
2020/07/30 ラジオ番組「Honda Smile Mission」に出演
2021/01/14 雑誌「体育科教育2021年2月号」に酒井執筆の記事「発達障害のある子どもに柔道を!」が掲載

活動実績

設立以前(2008年~2014年)

2008年5月~8月 酒井重義がアメリカの道場を巡り、柔道でつながることの価値と可能性を体感する。
2008年11月~ 国際柔道交流ができる国内外の道場を紹介するWEBサイト「武者修行info」を開設(数年後に閉鎖)
2010年~2013年 嘉納治五郎先生の研究(連載記事54回「勇者出処~嘉納治五郎の柔道と教育~」)

2015年

1 月 judo3.0(「海を渡って柔道をしたら世界が変わった」実行委員会)を設立
9 月 ハワイでの柔道交流を企画、全国約1500の道場にチラシを郵送し、全国から参加者を募る(12月にハワイへ)。
11月 NPO法人ETIC.が運営する社会起業家支援プログラム「SUSANOO」3期生に採択
12月 ハワイに日本の青少年・大人15名を派遣
12月  第2回JUDOプチ留学の郵送費用をクラウドファンディングにて募集・達成
1月~12月に訪問した柔道クラブや活動の記録はこちら

2016年

1 月 インドネシア・タイでの柔道交流を企画、全国約2800の道場にのチラシを郵送し参加者を募る。
3 月 インドネシアとタイに希望した日本の青少年・大人9名派遣
3 月 タイに希望した日本の青少年・大人3名派遣
4~6月 全国20都道府県の柔道クラブを訪問
9 月 第1回全国フォーラム(順天堂大学)を開催
11月 9地域でフォーラム(栃木・東京・静岡・愛知・大阪・広島・愛媛)を開催
12月 カナダに大学生2名を派遣

2017年

2月 4地域でフォーラム(三重・大阪・和歌山・愛媛)を開催
2月 アメリカに大学生1名を派遣
3月 インドネシア・バリ島に日本の青少年・大人25名(兵庫・土曜柔道会の指導者と生徒)を派遣
3月 日本の地域の道場(広島・山口・愛知・静岡・東京)で海外の柔道家を受け入れるプロジェクト「SAKURAキャンプ」を実施
4月 第2回全国フォーラム(東京)を開催
6月 WEBメディア「3.0マガジン」開始
8月 NPO法人設立申請
8月 海外向けWEBリリース
9月 第3回全国フォーラム(愛知)を開催
10月 NPO法人設立 NPO設立応援メッセージをいただく
10月 NPO記念集会の開催(東京・大阪)
11月 食・祭り・鍼灸・柔道のコラボフォーラム「忘れ去られた身体性とその価値」登壇、
12月 滋賀・長浜にて地域フォーラムを開催
12月 オンラインセミナー「WEBカフェ3.0」を開始
12月 埼玉・男衾にて合同稽古を開催

2018年

1月 来日したノルウェー高校生チームの関東での稽古先をコーディネート。日本とノルウェーの交流会を開催
1月 埼玉・寄居町にてオーストラリアジュニア選抜チームとの合同稽古を男衾柔道クラブと共催
3月 横浜にて初の女子練習会を開催
4月 東京にて第4回フォーラムJUDO3.0を開催
5月 神戸にて初の柔道指導と発達障害のワークショップを開催
5月 愛知・三重・福井・愛媛・山口・博多にて地域フォーラムを開催
5月~6月 西日本の約30地域(15都道府県)の柔道クラブを訪問
7月 和歌山・由良町でポーランド柔道チームの受け入れるプロジェクトを実施
8月 インドネシア・バリ島の仙石道場にて兵庫・土曜柔道会の生徒が柔道交流
9月 東京にて第5回フォーラムJUDO3.0を開催
10月 NPO通常総会を開催
11月 社会福祉法人わらしべ会主催の障がい者柔道交流会に登壇
11月 兵庫教育大学大学院のゼミに登壇
12月 東京で第2回目の女子柔道練習会を開催
12月 宮城県女川町の起業支援プログラムに参加・報告会にて発表
12月 広島県福山市松井道場にてワークショップを実施

2019年

1月 オンライン講座「発達障害と柔道」を実施
3月 来日したチェコの生徒の柔道修行をコーディネート
4月 第6回フォーラムJUDO3.0を大阪にて開催
日本DCD学会で発達障害と柔道指導について発表
5月  マスターズ柔道大会の団体戦に男子2チーム女子1チームが参加。女子3位入賞
6月 新潟にて発達障害と柔道指導のワークショップを開催
7月 ポルトガル、中国の少年柔道クラブの日本での稽古のサポート
8月 石川県金沢市にて発達障害と柔道指導のワークショップを開催
アメリカの少年柔道クラブの日本での稽古のサポート
9月 スコットランドの少年柔道クラブの日本での稽古のサポート
11月 広島県東広島市(広島大学)、兵庫県丹波篠山市(judo studio TOUYA)、東京都(東京学芸大学)にて、発達障害と柔道指導のワークショップを開催
ドイツ、ポーランド、ベルギーの柔道家の日本での稽古のサポート
12月 愛媛県四国中央市にて、発達障害と柔道指導のワークショップを開催

2020年

1月 鹿児島県鹿屋市にて、発達障害と柔道指導のワークショップを開催
未来の体育共創サミット2020(東京)に登壇
2月 北海道当麻町、三重県鈴鹿市にて、発達障害と柔道指導のワークショップを開催
東京にて、講演会「柔道は人を救う!私がネパールの孤児院の柔道教室を支える理由」を開催
スポーツ共創会議(東京・スポーツ庁後援)に登壇
3~4月 新型コロナウイルスに対する対応として「オンラインの柔道を豊かに」という方針を定め、オンライン上の勉強会&交流会(週1回)、オンライン上の海外の指導者との会議(週1回)、オンライン上の海外の柔道クラブと日本の柔道クラブとの合同稽古(不定期)などを開始
5月 ゴールデンウイークに11個のオンラインイベントを開催

メディア掲載

2016年

2016年  3月 雑誌「月刊武道」
2016年  4月 広報誌「まいんど」
2016年  9月 WEBサイト「Iteterlocal Journal
2016年  8月   雑誌「近代柔道」
2016年10月 雑誌「近代柔道」

2017年

2017年  4月 タウン情報誌「刈谷ホームニュース」
2017年  4月 タウン情報誌「たんぽぽニュース」
2017年  5月 雑誌「近代柔道」
2017年 7月 WEBメディア「GOCHAMAZE times」「柔道には、人を救う力がある」
2017年10月 雑誌「近代柔道」
2017年10月 情報誌「GOCHAMAZE times 2017秋号」
2017年10月 月刊誌「向上」

2018年

2018年4月  ANA社会貢献プログラム「ANA BLUE WING」
2018年6月 雑誌「近代柔道」
2018年10月 雑誌「近代柔道」

2019年

2019年2月 ラジオ番組TOKYO FM「BLUE OCEAN」

judo3.0の「3.0」とは?

「武士」が戦場が用いる「殺傷術」であった柔術は、嘉納治五郎によって、「万人」が学ぶ価値のある知育、体育、徳育を兼ね備えた「教育」として革新されました。以降、柔道は学校の体育や部活動として、また、地域の子どもたちの教育として広がっていきます。この「術」から「道」へのイノベーションを柔道のバージョン「1.0」だと捉えます。

次に、柔道は、1964年の東京オリンピックで柔道がオリンピック種目になったことに象徴されるように、競技スポーツ・観るスポーツとして発展していきます。世界中どの地域でも競技大会が統一かつ公平なルールで開催されるようになり、テレビなどのメディアを通じて、人々の胸を打つアスリートが次々と生まれてきます。柔道を競技スポーツとして発展させたこと、これが柔道のバージョン「2.0」だと捉えます。

このように柔道には二つの大きなイノベーションがありました。いずれもその背後には大きな社会の変化があります。例えば、近代国家が成立して、政府が国民すべてに教育を提供する必要がでてきたこと(近代教育)、国民国家の競争がスポーツを通じて行われたこと、新聞やテレビのようなメディアが経済成長に伴い大きく発展して「観るスポーツ」が育まれていったことなどです。

それでは、柔道に次に起こすべきイノベーションとは何でしょうか?
世界はグローバル化し、社会は複雑化しています。気候変動のような地球規模の危機に直面しています。
このような時代、どのような教育が求められているでしょうか。
NPO法人judo3.0は、柔道に第3のイノベーションを起こし、地球上の人々の共生を促す、新しい公教育を創造することを使命としています。

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