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世界脳性まひの日に柔道の可能性を考えた

10月6日は「世界脳性まひの日」です。脳性まひの子供の柔道についてある日本人が世界のトップランナーだった時代がありました。1970年代から大阪枚方市の社会福祉法人わらしべ会の村井医師が行った取り組みです。時は流れ、2018年、ヨーロッパ連合が最も優れたインクルーシブな活動をしているスポーツ団体に贈る賞「#BeInclusive EU Sport Awards」に、クロアチアの柔道クラブ Fuji が選ばれました。脳性まひの子供たちへ柔道を提供する取り組みが高く評価されたのです。2022年のヨーロッパ選手権大会では、そのFuji柔道クラブの生徒が形の演武を行いました。

Adapted Judo Demonstration by Judo Team Fuji – Cadet European Judo Championships 2022, Croatia

このFuji柔道クラブの取り組みはドキュメンタリー映画にもなり、先日、日本の映画祭で公開されました。

Mini-Documentary – Fuji – Official Trailer

ヨーロッパの多くの国々では、脳性麻痺の子供たちへの柔道の取り組みが広がっているようです。そこで、2022年10月7日(金)の3.0オンラインカフェでは、脳性まひと柔道に知見がある3名のゲストにお話をいただきました。以下ゲストの講演の動画です。

1. 脳性まひとは?堀内美穂氏(特別支援学校教諭)

脳性まひとはどのような障害なのか、解説いただいています。

脳性まひとは?堀内美穂氏(特別支援学校教諭)-世界脳性まひの日

2. 脳性まひと柔道 -わらしべ会の村井医師の取り組み-辻和也氏(大阪 わらしべ会)

わらしべ会の村井医師が脳性まひの子供に柔道を教えた活動などについてお話をいただきました。

脳性まひと柔道 -わらしべ会の村井医師の取り組み-辻和也氏(大阪 わらしべ会)-世界脳性まひの日

3. 脳性まひの子供達と一緒に柔道をした経験から -遠藤恵一氏(中学校教諭)

学校の教員として脳性まひの子供達と柔道をした経験をお話いただきました。

脳性まひの子供達と一緒に柔道をした経験から -遠藤恵一氏(中学校教諭)-世界脳性まひの日

ゲストのお話を伺いながら、日本でも脳性まひの子供達が存分に柔道できるようになったら本当に素敵だと思いました。

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