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「小学生の全国大会」の話をしよう

2022年8月28日(日)に開催予定の「全国小学生学年別柔道大会」が「※代替イベントに変更」となったそうです。そこで、111回目となる3.0オンラインカフェ(2022年2月11日金曜日)では、小学生の全国大会がなくなることについて、小グループに分かれて自由な対話を繰り返す「ワールドカフェ」を行い、各地から20名以上の参加者が2時間程度意見交換をしました。以下、その話し合いのメモと参考資料です(3.0マガジン編集部)。

目次
  • ご意見
  • 参考1:最近のSNSやブログ
  • 参考2:以前の記事やSNS

なお、以下の3点、ご注意ください。

  • 全国大会がなくなったことがテーマだったので、課題を指摘する意見が多かったですが、ご参加された皆様は、決まったことは決まったこととして、生徒を対してできることをやっていくことに変わりはない、次に進んでいこう、というスタンスでした。
  • 今回は、約20名が3グループに分かれ、メンバーを変えて3回対話することを繰り返しており、メモは2時間の話し合いの中の一端です。ほかにも様々な意見が出されています。
  • 今回は、全国小学生学年別柔道大会が一時的に中止になったのではなく、大会そのものがなくなったという前提で話し合っていますが、確認したわけではありません。

ご意見

〇全国大会が競争を加熱させるという点から考えると、個人戦よりも団体戦の方が問題ではないか。団体戦があるなかで個人戦だけをなくしても、問題を解決できないのではないか。

〇大事なことは子供のニーズに応えることで、子供は多様になっているから、その多様なニーズに応えることが大事。全国大会はニーズがあるから残したうえで、他の子供のニーズに応える取組みが必要ではないか。

〇代替イベントを何をやるかが大事。何をやるかを話し合って決めてから、全国大会をなくす、という順番がよかったのではないか。

〇ドイツは小学生の全国大会はないが、子供の昇級制度がしっかり整備されており、子供は、大会がなくても、昇級という明確な目標がある。日本は昇級制度が整っていないから、それを目標にすることは難しく、全国大会がなくなったら目標をどのように設定するのか。

〇ショックを受けるかなと思ったが、生徒に大会がなくなったことを伝えたとき、生徒は平気そうだった。ショックを受けているのは子供ではなく、指導者なのではないかと思った。

〇この大会を目指して生徒が頑張ってきた。この大会がなくなったと伝えたとき、生徒は泣いていた。大会をなくすにしてもタイミングが遅い。すでに大会を目指して頑張っていた子供がいる以上、もっと事前に伝える必要があるのではないか。

〇全国大会というのは、やはり子供や親にとって素晴らしい経験だった。横断幕ができたり、宿泊したり。また全国大会に出た生徒が道場にいる、というのは他の生徒にもいい効果があった。なくなったことは寂しい。

〇勝ちにこだわりすぎるという弊害は、大会をなくす、という方法だけでなく、それぞれの指導者の学びを充実化させていくというう方法がある。しかし、全柔連さまがせっかく優れた講習を提供しても、県から数名しか参加できず、その伝達が必ずしも十分に行われていない現状がある。このような、全国の指導者の学びの場がしっかり整備されていない点が問題で、ここを作り直すことが必要ではないか。

〇勝ちにこだわることが問題になっているが、競技性があるから子供はその競技を続ける。競技性のないものだと、最初は楽しくても続ない。他の競技と比較すると、柔道は、小学校から中学に進学したとき、柔道を続ける率が高いが、それは競技であるからだと思う。

〇少年柔道のこれからのあり方について意見を出せる場がないし、話も聞いてもらっている感じがしない。大会の廃止についても、事前に関係者の意見を聞いたほうがよかったのではないか。

〇自分は、子供のころ、柔道以外のスポーツをやっていたが、柔道だと全国大会に行ける、と聞いて、柔道に乗り換えた。全国大会があるからその競技を選ぶということがある。

〇試合をどのように教育に生かすのか、という点をもっと学んでいく必要がある。全国大会が廃止になったのは、全国大会を子供の教育に十分に活かすことができなかったのではないか、という私たち指導者の課題に向かい合う必要がある。大会の種類を問わず、試合を通じてどのように生徒の成長を促すのか、という点をもっと学んでいく必要がある。

〇自分の地域では、全国大会を目標に頑張っている子供は、昔と比較すると、とても少なくなった印象がある。なので、この大会の廃止の影響は昔と比較したら大きくないかもしれない。

〇全国大会は、保護者にとって子供とのかけがえのない貴重な体験を提供したが、他方、一部の保護者が過熱していったのも確かである。悩ましい。

〇大会があろうとなかろうと、生徒に対してできることを最大限やっていくことに変わりはない。

〇今日の会議で、これだけ熱心な先生がいることを知り、日本の柔道は安泰だと思った。

〇代替イベント、何がいいか。①合同稽古、各地の先生がそれぞれ工夫しており、面白くて、子供たちが仲良くなるような合同稽古がいろいろある。②埼玉県が以前に開催した小学生女子の大会は、その場でいろんなクラブのメンバーが集まった混合チームを作り、団体戦をやった。生徒が他のクラブの生徒と仲良くなって楽しそうだった。その大会には大学生が小学生の混合チームの監督として参加していたので、小学生は大学生とも交流ができた。③海外から数百名、子供たちを招いて、日本の子供たちと合同稽古ができたらいい。その代替イベントに参加した子供たちは世界中に友達ができる。

参考1:最近のSNSやブログ

ブログ

参考2:過去の記事やSNS

WEB記事や論文

3.0オンラインカフェは、誰でもご参加いただける、カフェのようなフラットでオープンな勉強会&交流会です。「このテーマで話したい」「このテーマで意見交換したい」というご希望がありましたらご連絡いただけたら幸いです(3.0マガジン編集部)。

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