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【報告】柔道部の地域移行シンポジウムを開催

NPO法人judo3.0は、2022年6月11日、柔道部の地域移行シンポジウムを開催、5名の講師に登壇いただき、42名の皆様にご参加いただきました。

概要
  • 「部活動の改革ー学校と地域、それぞれの責任と役割ー」有山篤利氏(追手門学院大学教授)
  • 「4つの中学校が合同で一つの柔道部を発足させた事例」横口大志氏 下屋湧泉氏(高山市柔道部顧問)
  • 「スポーツ少年団のこれから」小出利一氏(NPO法人新町スポーツクラブ理事長)
  • 「地域の柔道環境のこれから」鈴木貴士氏 (石川県柔道連盟 普及振興委員会 委員長)

第1部の有山篤利先生(追手門学院大学教授)の講義で、部活の地域移行がいかに危険な試みであるか、スポーツが消えていく可能性、スポーツをする人々が激減してしまう可能性を知り、認識の甘さを痛感する。

第2部の横口大志先生・下屋湧泉先生(高山市柔道部顧問)の講義で、「4つの中学校が合同で一つの柔道部を発足させた」という先駆者の取り組みに勇気づけられる。

第3部の小出利一先生(NPO法人新町スポーツクラブ理事長)の講義で、スポ少の成り立ちや未来像、ドイツのクラブの実情などを通じて、実は日本の「道場」には日本オリジナルのクラブとして可能性があったことを知る。

最後に、第4部の鈴木貴士先生 (石川県柔道連盟 普及振興委員会 委員長)の講義で、
地域の実情に合わせたケース別の検討を経て、具体的にこれから何をしたらいいかが示され、こういうアプローチでの解決法があったのか、という衝撃と希望をいただく。

ゲストの講義及びご参加者の皆様とのディスカッションを通じて、本当に素晴らしい学びをいただきました。改めてありがとうございました。来年4月からわずか3年で移行することになっています。今回がスタートとなります。引き続き、学びの場を作っていけたらと思います。

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