【2024報告4】デフリンピック・国際柔道交流・ブロック会議
NPO法人judo3.0は、2024年、以下のとおり、活動しました。
- 東京2025デフリンピックを盛り上げたい!ろう学校での柔道体験会を6か所で実施
- 国際柔道交流(モンゴル・ポーランド)
- 地域ごとに有志で話し合うブロック会議を開始
1.東京デフリンピックを盛り上げたい!6地域のろう学校で柔道体験会を実施
NPO法人judo3.0は、2025年に東京でデフリンピックが開催されることを受けて、デフリンピック柔道を盛り上げ、レガシーとしてデフ柔道の普及に貢献することを目指し、デフ柔道家の佐藤正樹選手と各地の有志と連携して、2023年11月から2024年12月までの間、6地域のろう学校で柔道体験会の取り組みをコーディネートしました。
- 福岡県立福岡高等聴覚特別支援学校 2023年11月26日(主催:Jすてっぷ)
- 埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園 2024年2月26日(サポート:埼玉県女子柔道振興委員委員会)
- 埼玉県立特別支援学校坂戸ろう学園 2024年6月3日(サポート:埼玉県女子柔道振興委員委員会)
- 神奈川県立平塚ろう学校 2024年10月22日(サポート:認定NPO法人JUDOs)
- 東京都立中央ろう学校 2024年11月19日(サポート:志茂柔道クラブ)
- 栃木県立聾学校 2024年11月29日(サポート:葵陽塾)
- JUDO EXPO宇都宮(宇都宮市 ユウケイ武道館)(主催:葵陽塾)※佐藤正樹選手の講演会
本取組みは2024年12月6,7日、東京体育館にて開催されたグランドスラム東京の会場内において展示されました。体験会の詳細はこちらをご覧ください。
また、上記をコーディネートするにあたり、下記の通り、オープンな定例会議を開催しました。
定例会議:2024/2/7,3/6,4/10,5/15,6/19,7/17,9/18,10/30
2.国際柔道交流
畳を贈ってモンゴルで柔道をしよう!
2023年に日本からモンゴルに畳を贈るプロジェクトを実施しましたが、2024年、畳の寄贈先であるモンゴル国体育大学に行って柔道をしようというプロジェクトを立ち上げ、2024年1月27日、6月14日、説明会を開催しました。同年9月13日、モンゴル国体育大学にて、清水武則杯日本モンゴル国際親善柔道大会が開催され、日本から高校生や大学院生、関係者が参加しました。
その報告会が11月12日、オンラインで実施され、モンゴルを訪問した竹熊カツマタ麻子氏、津田明宏氏、栗田愛弓氏がモンゴルでの柔道交流についてご報告くださいましたので、詳細は以下の記事や動画をご参照ください。
- 世界中が柔道の精神を共有したら、争いのない素敵な世界になる-畳を贈ってモンゴルを訪問して-津田明宏氏
- 小さな経験の積み重ねが将来の選択に影響を与える-モンゴルで柔道をして印象に残ったこと-栗田愛弓氏
- 「20年、畳を待ち望んでいた」 -モンゴルに畳を贈るプロジェクトを総括して-竹熊カツマタ麻子氏
津田明宏氏
栗田愛弓氏
竹熊カツマタ麻子氏
ポーランドとの柔道交流(和歌山 光真道場)
光真道場(和歌山県日高郡由良町 代表:楠山光一氏)は、2024年12月1日から12月15日、ボーランドの青少年を和歌山で受け入れ、由良町を拠点として和歌山の青少年らと国際柔道交流を実施しました。詳細はこちらをご覧ください。
3.ブロック会議を開始
NPO法人judo3.0は、2015年1月から活動を始めているので、2024年12月をもって活動期間が10年となります。今後の活動を考えるため、地域ごとに有志が集まって話してみようというブロック会議が始まりました。
- 関東ブロック会議:3/13,4/15,5/15,6/19,7/17,10/16
- 中部ブロック会議:4/8,5/13,6/10,
- 近畿・中国・四国ブロック会議: 2/19,3/11,4/17,5/20,6/17,7/1,8/5,8/26,9/9,9/23,10/7,10/21,12/2
- 九州ブロック会議:2/21,3/20,4/24,5/22,6/26,7/31,11/6
ブロック会議ではそれぞれの活動を共有したり、イベントを企画したりしました。2024年11月16日に開催された「はじめての柔道ばんぱくin大阪城」は、近畿・中国・四国ブロック会議の出席者が話し合いを重ねた末に生まれた企画です。
また、2024年3月29日、5月20日、judo3.0の今後を考える質疑応答が行われ、その内容は一部ウエブ記事として公開されました。