ウクライナの柔道クラブの子供40名の避難を支援中。スロベニアの柔道の先生から。
2022年3月13日(日)、第5回国際インクルーシブセミナーで、スロベニアのボルット先生から、ウクライナの人々の避難をサポートしている旨のお話を伺いました。以下の動画(12分)では、英語での報告後に日本語の通訳があります。
要約
- ボルット先生は、スロベニア柔道連盟の副会長で、1998年から2004年までウクライナで学んでいた。
- 先週、車でスロベニアからウクライナに食料を届けた。スロベニアは小さい国なのでどれぐらいのことができるか分からないが、できることをできたらと思っています。状況は非常に厳しく、どのように解決するのか糸口が見いだせない。
- (駅の写真を見せながら)狂気の状況である。載せることができないので、荷物を捨てないといけない、ペットも捨てないので、ペットが走り回っている。
- 自分の家で40名のウクライナの子供を受け入れる予定。ウクライナの柔道クラブの子供たち。とにかくこちらに来いと伝えた。攻撃を受けて避難しており、荷物もパスポートも持たず、着の身着のままで来る。
- いま自分の家には15人のウクライナの人々が避難している。今後イタリヤやスペインなどの移動する予定だが、まだ行先が決まっていない人もいる。
- 未来が見えない。早く戦争が終わることを祈っている。
ボルット先生からお話をいただいた後、参加者との質疑応答となりました。引き続き、お話を伺いながら、自分達が何ができるかを探っていきたいと思います。