中学校部活動の地域移行の課題とこれから必要なこと
2023年7月7日の(金)の3.0オンラインカフェで、福井県鯖江市の小嶋 秀智先生(豊柔道教室)にお越しいただき、鯖江市での部活の地域移行についてお話を伺いました。前半に部活の地域移行の捉え方やポイントをお話いただき、後半に質疑応答をしながら地域の実情と課題についてお話いただきました。前半部分につきまして、見逃し視聴動画がございますので、ご覧いただけたら幸いです。
【動画】中学校部活動の地域移行の課題とこれから必要なこと-小嶋秀智氏(福井 豊柔道教室)
中学校部活動の地域移行の課題とこれから必要なこと-小嶋秀智氏(福井 豊柔道教室)
お話の概要
- 福井県鯖江市鯖江中学校でスポーツクラブの地域移行に関与しているスピーカーが、地域移行の課題と必要な対策について紹介。
- 中学校の部活動は子供たちの成長を促す重要な場となるが、地域移行は様々な課題を持つ。専門家が指導する場合、異なる方法で教育が行われる。
- 部活動の地域移行とは、中学校が所在する地域から別の地域に部活動を移行すること。人口減少、財政難などが背景にある。
- 地域移行の課題として、生徒のストレス、活動費の増加、地域社会との関係性の低下などがある。
- しかし、新しい環境や異なる文化への接触は生徒の成長機会を提供し、多様性を尊重する機会にもなる。
- 地域移行の成功のためには、地域の特性を生かした計画策定、移行先の地域性の調査、生徒への適切なサポートが重要。
- 地域社会との協力関係の構築も大切で、情報共有、交流イベントの開催、地域資源の活用が挙げられる。
- 地域移行の大きな課題として、教師や指導者のマネジメント能力が挙げられる。これを克服することが成功への鍵となる。
- 地域移行は課題が多いが、成長の機会を提供し、多様性を尊重することで効果的に行うことが可能。地域との連携を深めることが重要。