【活動報告】来日したチェコの生徒の柔道修行をコーディネート

NPO法人judo3.0は、2019年3月12日～3月28日、東京および神奈川にて、来日したチェコのオロモウツ市の柔道クラブ「Judo Klub Olomouc」の生徒（中高生）及び指導者合計14名の柔道研修をコーディネートしました。

チェコの生徒は、3月13日～3月19日（7日間）まで神奈川県の桐蔭学園柔道部にて稽古をさせていただき、3月20、21日は全国高校選手権大会を見学、3月22、23、25～27日（5日間）は神奈川県の武相高校柔道部で稽古をさせていただき、このほか3月23日は神奈川県の教道館、土曜柔道会で稽古させていただきました。なお、桐蔭学園での稽古では出稽古に来ていた阿部詩選手と稽古することができ、生徒は喜んでいました。

また来日した生徒らは前半は学校のご協力のもと学校の施設に宿泊させていただいたり、後半はヒッポファミリークラブさまのご協力を得て日本の人々の家庭でホームステイをし、3月24日はホストファミリーとともに湘南や渋谷などを観光しました。

参加した生徒からは、

• 日本のトップレベルの稽古を体験できてよかった
• 日本の二つの高校の稽古を体験することができよかった
• 阿部詩選手に会えてよかった
• 町道場にもいくことができ、日本の小さい子どもたちの柔道環境を知ることができてよかった
• 日本の柔道の大会を観戦でき、さらに友人を応援することができよかった（大会前に桐蔭学園柔道部の生徒と稽古をしていることから）
• 日本のホストファミリーと交流ができ、日本の文化をすることができたこと、またホストファミリーと湘南の海に行ったり、渋谷に行くなどの観光が楽しかった。

などの感想がありました。

引率したJudo Klub Olomoucの指導者、米永源氏からのコメント

「生徒の中には、日本の生徒の稽古に対する姿勢にふれたり、日本の稽古に参加できたことで、目の色が変わったり、自信がついた生徒がいました。世界で勝つということに現実感をもてない生徒もいるが、今回の日本での稽古は生徒の目を開かせるような経験になったと思う。このような機会を用意してくださった関係者に感謝しています」

コーディネートをしたNPOjudo3.0の長谷川正仁氏からのコメント

「せっかくチェコから日本に来たのだから、日本の柔道のいいところにふれて、自分たちはもっともっと素敵に成長できる、と思って、ワクワクドキドキするようになってほしいと思っています。今回、桐蔭学園さま、武相高校さま、教道館さま、土曜柔道会さま、ヒッポファミリーさまほか様々な関係者のご協力をいただき、充実した柔道キャンプを組むことができました。本当に関係者には感謝しております。チェコの生徒は日本の厳しい稽古にも粘り強く参加していました。生徒のみなさまのこれからの活躍がとても楽しみです」

当時の様子をSNSから

Judo Klub Olomouc