【活動報告】2016年9月 第1回フォーラムJUDO3.0
なぜ柔道は世界を変えるのか?〜教育・医療・福祉を再構築するイノベーターの集い〜
フォーラム開催レポート
概要
1日目
- 「なぜ柔道は世界を変えるのか?最近の脳科学と嘉納治五郎先生の足跡から」「海を渡って柔道をしたら世界が変わった」実行委員会 酒井重義
- ハーバード大学・脳科学者・「脳を鍛えるには運動しかない」(NHK出版)の著者であるレイティ博士ビデオ講演
- ワークショップ「なぜこの場にきたのか?」ワークショップは、少人数のグループで組み合わせを変えながら対話する「ワールド・カフェ」方式を採用。テーマは「なぜこの場にきたのか?」この場にいる人々は想いを馳せる素敵な人々です。その想いをお互いにシェアすることこそ未来を創る大きな一歩!
- 「柔道で社会をどうやってよくするか?JUDOプチ留学の実践から見えてきた未来」「海を渡って柔道をしたら世界が変わった」実行委員会 酒井重義
- ワークショップ「柔道で社会を良くするためにはどうしたらいいか?」
- 「大人が柔道をしない日本、大人が柔道をするドイツ -道場3.0の可能性-」在独ジャーナリスト高松平蔵さま
- PARTY
二日目
- 「どんな運動をしたら発達障害が改善するのか? SPARK運動療育の実践から」スパーク協会(一般社団法人日本運動療育協会)清水貴子さま。その様子はこちらを
- 「なぜ発達障害のある子どもに柔道を教えるクラブを創ったのか?既存のクラブの限界と柔道の新しい可能性」ユニバーサル柔道アカデミー 長野敏秀さま
- 「なぜ二歳児に柔道か?」鹿島柔道スポーツ少年団 仮屋茂
- 「なぜ過疎化が進む地域で、柔道する子供も大人も増えるのか?日本最北端「てっぺん柔道」の取り組み」稚内地方柔道連盟・稚内南部柔道スポーツ少年団 三上雅人さま 講演の内容はてっぺんのブログを
- 「なぜ日本人の「話すちから」は弱いのか?グローバルビジネスの最前線からみた日本人の発言力の弱さと子どもの教育に「問答」を取り入れる必要性」alba edu. 一般社団法人アルバ・エデュ 代表理事 竹内明日香さま
- 分科会 ゲストスピーカーごとにブースを参加者が自由に巡りながら、白熱した質疑応答が行われました。
- 「柔道で社会を良くするには、これから何をしたらいいか。思いをカタチに変える方法」「海を渡って柔道をしたら世界が変わった」実行委員会 酒井重義
- ワークショップ「柔道で社会を良くするには、これから何をしたらいいか?」最後のワークショップ。ここでもワールド・カフェ形式で行い、最後に、何をしたらいいか?アクションプランをポストイットに書き、まとめました。
振り返って
みなさま、「海を渡って柔道をしたら世界が変わった」実行委員会の酒井です。9/17(土),18(日)と二日間、順天堂大学さくらキャンパスにて開催されたFORUM JUDO3.0「なぜ柔道は世界を変えるのか?〜教育・医療・福祉を再構築するイノベーターの集い〜」が無事に終わりました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!!
◼︎FORUM開催まで
振り返れば(長くなりますが、、)、私たち「海を渡って柔道をしたら世界が変わった」実行委員会は、今年の3月26日から6日間、2カ国(インドネシア・バリ島とタイ・バンコク)で「JUDOプチ留学~第2期生~」を開催しましたが、4月10日(日)の振り返りのミーティングのとき、次は子どもたちではなく、大人にむけた機会を創ろうと決めました。なぜか?
柔道の新しい可能性に想いを馳せる人々が各地にいる(はず)
-想いをカタチにできない圧倒的な現実(推測)
-想いを通じ合えないハグレモノの孤独(推測)
でも、そんな人々が仲間に 出会ったら想いがカタチになる一歩になる
私たちも、そんな想いを馳せる人と出会い、語り合い、想いをカタチにしたい
そんな想いでFORUM JUDO3.0の開催を決めました。
ただ、開催を決めたものの、そんな素敵な人々はいったいどこにいるのか?皆目見当がつかない。
とりあえず行こう!
4月24日、北海道へ行きます。その後、中部、関西、中国四国・九州、関東と、6月下旬まで、全国20の都道府県を訪問させていただきました。行き当たりばったりでしたが、本当に素敵な人々にお会いさせていただきました。ここでの出会いは自分にとって宝です。
7月24日、待望のウエブサイトが完成。多くの皆様がこのサイトをfacebookでシェアしてくださいました。実際、友人のシェアでこのフォーラムを知り、ご参加くださった方々が多数いらっしゃいます。本当にありがとうございました!
8月18日、パンフレッドが完成。デザイナーであり社会起業家である一山貴弘さまが素敵なパンフレッドをデザインしてくださいました。同月24日、千葉近隣の道場や実業団など約400箇所に郵送。
8月22日、「近代柔道」に掲載。ジャーナリスト高松平蔵様が連載する「柔道初心者が行く 欧州のJUDO」にて本フォーラムを取り上げていただきました。「近代柔道を読んで参加しました!」という参加者がいらっしゃり、高松様そして近代柔道さまに本当に感謝です!
このほか、様々な皆様のご協力を経て、柔道の新しい可能性に想いを馳せる素敵な人々の「大捜索」を実行してきました。
◼︎FORUM当日の感想
そしてフォーラム当日。ドキドキでした。なんと全国から50名以上の素敵な人々がこの場に!!この場にお越しくださったことに本当に感謝です。
そして、50名が、スタッフを入れて60名が、ともに未来を語り合ったこと、この濃密な時間を一緒に共有したこと、私たちが出会い、語り合い、想いを共有し、つながりが一つ、また一つ、と生まれるたびに新しい未来が形作られていることを感じました。ここから始まると思いました。
この時間と空間を共有できたことが本当にうれしいです。そして、この共有した想いをもとに、新しい未来を一歩一歩作っていけたら、と思っています。お越しいただき、本当にありがとうございました!!
2016年9月20日 酒井重義