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柔道部の地域移行シンポジウム-中学柔道部と柔道クラブのこれから-

概要

名称:柔道部の地域移行シンポジウム -中学柔道部と柔道クラブのこれから-
日時:2022年6月11日(土)9:00-16:00
場所:ビデオ会議zoom
内容:柔道部の地域移行について講演と参加者とのグループ討論(耳だけ参加可)
   一部の講演について見逃し配信あり
料金:1000円
申込:チケット販売ページ:http://ptix.at/4KX3Bl
主催:NPO法人judo3.0

チケット販売ページ(peatix):http://ptix.at/4KX3Bl
WEBページ:https://judo3.org/blog/event/chiikiiko202206/
facebookイベントページ:https://fb.me/e/2eBkoYW4c

特長

①部活の地域移行に関し、柔道に特化した学びと対話の場です。
②研究者、中学柔道部、スポーツ少年団、地域の柔道協会など、多様な立場からの講演があります。
③小グループになって参加者同士が話し合う機会があります(耳だけの参加も可能です)。
④一部の講演について見逃し配信があります

スケジュール

〇第1部 9:00-10:50 部活の地域移行と柔道
【講演】有山篤利氏(追手門学院大学教授)
【グループ討論】
〇第2部 11:00-12:00  中学柔道部のこれから
【ミニ講演】横口大志氏 下屋湧泉氏(高山市柔道部顧問)「4つの中学校が合同で一つの柔道部を発足させた事例」
【グループ討論】
〇休憩 12:00-13:00 
〇第3部 13:00-14:50 少年柔道クラブのこれから
【講演】小出利一氏(NPO法人新町スポーツクラブ理事長)
【グループ討論】
〇第4部 15:00-16:00 地域の柔道環境のこれから
【ミニ講演】鈴木貴士氏 (石川県柔道連盟 普及振興委員会 委員長)
【グループ討論】
※総合司会
藤野信行氏(神奈川 中学校教員)
※グループ討論の小グループ司会
浅見友記夫氏(大 阪 中学校教諭)
遠藤 恵一氏(神奈川 中学校教諭)
長野 敏秀氏(愛 媛 ユニバーサル柔道アカデミー)
酒井 重義氏(NPO法人judo3.0)
ほか数名

見逃し視聴

以下のゲストの講演のビデオを、ご参加者に限り、期間限定で配信する予定です。
有山篤利氏
小出利一氏
鈴木貴士氏
※ビデオはゲストの講演に限り、参加者との質疑応答や参加者のグループ討論などは含まれません。

2023年から全中(全国中学校体育大会)に地域のスポーツクラブが参加できるようになるなど、部活動の地域移行が様々な形で進んでいます。

では、柔道は、この部活の地域移行によってどのように変わっていくのでしょうか。
また、この大きな変化を活かして、より良い柔道環境を作っていくことはできるのでしょうか?

本シンポジウムは、柔道部の地域移行について様々な角度から理解を深め、また、各地の有志とこれからを話し合うことができる場となっております。本テーマにご関心があるみなさま、ご検討いただけたら幸いです。

第1部 部活の地域移行と柔道

学校や社会で、いったい何が起きているのでしょうか?部活の地域移行は、これまでの歴史、そして、学校、地域、行政、競技団体などの様々な関係者が複雑に絡み合っています。この課題を解きほぐし、部活、クラブ、競技団体、学校、行政などがこれから何をしたらいいか、何が課題で、これから何をしたらいいのか、明快な見取り図を示して各所で講演されている体育・武道の研究者の有山先生(追手門学院大学教授)にお話を伺います。

<ゲスト>有山篤利氏
追手門学院大学教授。専門は体育科教育学、体育社会学、武道学。研究領域は教科体育(武道領域)・武道論・運動部活動。

第2部 中学柔道部のこれか「4つの中学校が合同で一つの柔道部を発足させた事例」

岐阜県高山市では、2021年、中学柔道部の部員減少や指導者不足を受けて、4つの中学校が合同で一つの柔道部、「高山市柔道部」を発足させたそうです。どんな取り組みなのでしょうか。そして、この取り組みからどんなことを学ぶことができるでしょうか。「高山市柔道部」の顧問、横口大志先生と下屋湧泉先生にお話を伺います。

<ゲスト>横口大志氏/下屋湧泉氏
高山市柔道部顧問

第3部 少年柔道クラブのこれから

少年柔道クラブ、特にスポーツ少年団にはどのような未来があるのでしょうか?
部活の地域移行となると、総合型地域スポーツクラブが話題になることが多く、スポーツ少年団の話をあまり耳にしません。

しかし、日本スポーツ協会は平成30年6月6日に提言「今後の地域スポーツ体制の在り方について-ジュニアスポーツを中心として」を出し、総合型地域スポーツクラブとスポーツ少年団の登録制度の統合が目指し、スポーツ少年団に大きな期待を寄せているようです。

そこで、長年、群馬県のスポーツ少年団で指導し、そのスポーツ少年団を中核として総合型地域スポーツクラブを開設、日本スポーツ協会において総合型地域スポーツクラブの育成プランの作成などに取り組み、ドイツの柔道クラブとも長年交流がある小出利一先生にお話を伺います。

<ゲスト>小出利一氏
新町SVCスポーツ少年団代表指導者/NPO法人新町スポーツクラブ理事長/総合型地域スポーツクラブ全国協議会関東ブロック代表幹事/群馬県障害者スポーツ協会理事

第4部 地域の柔道環境のこれから

部活の地域移行は、中学柔道部や少年柔道クラブが単独でなんとかできる課題ではなく、それぞれの事情を考慮して地域全体で取り組んでいく必要があります。そこで、柔道部の地域移行について、地域全体の課題としてどのように捉え、どのように対応していったらいいのか、県の柔道連盟という視点から柔道環境の改善に取り組まれている鈴木貴士先生(石川県柔道連盟 普及振興委員会 委員長)にお話を伺います。

<ゲスト>鈴木貴士氏
石川県柔道連盟 普及振興委員会 委員長

第1~第4部のグループ討論

それぞれのゲストの講演の後、30分程度、参加者が小グループに分かれて感想を共有したり、話し合ったりする時間があります。部活の地域移行という大きな危機をチャンスに変えるためには、ただ一人で知識を得るだけでなく、各地の有志とアイデアや経験を共有して進んでいくことが大切だと考えています。本テーマに関心がある皆様が一同に会して、フラットに対話ができる場は滅多にありません。もしよかったらグループ討論のほうも楽しみにしていただけたら幸いです。

小グループに分かれた話し合いでは、一人一人の参加者が安心してお話ができるよう司会がつきます。

<小グループの司会>
浅見友記夫氏(大 阪 中学校教諭)
遠藤 恵一氏(神奈川 中学校教諭)
長野 敏秀氏(愛 媛 ユニバーサル柔道アカデミー)
酒井 重義氏(NPO法人judo3.0)
ほか数名。

<耳だけの参加も可能>
グループ討論に参加せず、耳だけの参加も可能です。家事や育児、仕事等をしながらの視聴ももちろん可能ですので、それぞれが参加しやすい形でご参加いただけたら幸いです。

総合司会

本シンポジウムは、横浜市の中学校で柔道部の顧問を務め、これからの時代に即した部活の在り方を模索して部活動改革に取り組む藤野信行氏が司会を務めます。藤野信行氏の部活動に対する取り組みは以下の動画をご参照ください。

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