【コラム】私たちが未来に遺す組織とは何か?「お前の代わりなんていくらでもいるんだ」を超えて

こんばんは。judo3.0の酒井です。judo3.0はオンラインのコミュニティ(facebookグループ)で様々な話し合いをしておりますが、今回は、judo3.0のNPO法人化の検討のなかで話された理想の組織のイメージ案についてです。

どんな組織を目指しているか

こんばんは。今日はこれから組織を作っていく上でイメージを共有させていただけたらと。

「最高」の事業を作っていくと同時に「最高」のチーム・仲間・組織でありつづける

その「最高」とはどういうものをイメージしているか、というと、

「それぞれ勝手にやる」

です。

  • 人と社会が幸せになる組織のあり方とは?
  • 未来の働き方、未来の組織とは?

を考えると、

「それぞれ勝手にやる」、つまり「自律分散型」が最適であり、上からの命令に従って仕事をするなどはもう古い働き方、古い組織だと考えてます。

「それぞれが自分の想いで自由にやる。それが組織として最高の結果につながる」

そういう仕事の仕方、組織のあり方が、ITのおかげもあって可能になってきています。

例えば、オランダのBuurtzorgという介護ビジネス。もともと1人の看護師が病院を去って2006年に始めた近隣介護サービスの小さなグループだったが、2014年には8000人規模の組織となり、市場シェアでも70〜80%と同国のトップに立っているという。8000人の社員がいるが、マネージャーはいないし、階層型の組織構造もない。出典:「CEOの年収2000万円ほか全社員の給与を公開中、Buffer創業者に聞く「過激な透明性」のワケ

では、そういう組織になるためには何が必要か、ですが、

人間の細胞の中にはボスはいないし、脳にCEO細胞はない。誰も事前計画など作らないのに、きわめて複雑なシステムとしてうまく回っている。こうしたシステムにあるのは調停などの仕組みと、一群のルールだ。出典:「CEOの年収2000万円ほか全社員の給与を公開中、Buffer創業者に聞く「過激な透明性」のワケ

ここは、judo3.0のメンバーで理想を共有し、そこを目指して話し合いながら、一つ一つルールや仕組みを作っていけたらと思っています。

このような組織のイメージを得るうえで、フレデリック・ラルーの組織運営の研究「teal organization」が参考になったので、もし関心があったら上記の出典の記事や「なぜ、“上司も管理職もいない組織”でイノベーションが起きるのか」などをご参照ください。また、このほか「学習する組織」の研究や様々な研究・事例があると思うので、judo3.0の参考になる研究や情報、事例などあったらぜひシェアください。

「お前の代わりなんていくらでもいるんだ」を超えて

「自律分散型」の組織をつくるうえで大切なこととして、この記事では、以下の三つをあげてますが、

セルフマネジメント
個人の全体性
進化する目的

とくに、「個人の全体性」

すなわち、「一人一人が自我や自己の深い部分を隠さず併せ持つ。(言い換えると)機械の部品のようにでなく、ハートやスピリット、クリエイティビティなどをもった人としてとらえ、ケアする」がポイントだと考えています。

敷衍すると、組織には目標があり、その目標達成のために、それぞれ役割を負いますが、そうすることで、人が「機能」となって「機械の部品」のようになる側面があります。

よくある叱責、

「お前の代わりなんていくらでもいるんだ」

はその典型ですが、「機械の部品」でいると、徐々に人は力を失っていく。では、どうしたらいいのか?

この記事でいう「個人の全体性」というのは、つまり、

「袖振り合うも多生の縁」

私たちは、必ず死ぬけど、いつ死ぬか分からないという、ある意味、極限状態にいるわけで、無限に選択肢があるなかで、なぜかここにいて、この場を一緒に過ごす、というのは、そのこと自体に、やっぱり何か深い意味があるのだと思います。

「袖振り合うも多生の縁」だから、judo3.0で何かをご一緒したら、たまにはコーヒーやビールでも飲みながら、「何をしたいのか・何に困っているのか・何かできることはないか」とかをフランクに共有する。

「つながる」を大切にすることなのではと思ってます。

「言うは易し、行うは難し」ですが、私たちが遺していくものとは、結局、その組織の文化や風土、環境のなかに組み込まれた人の理念にあり、「このjudo3.0に関わったら人がハッピーな方向に進む」という組織を創ることができるか否かは、いままさに私たちが直面しているものであり、試行錯誤しながら創っていくもの。

だからいま「どんな組織を目指しているか?」というイメージを共有させていただきました。

「それぞれが自分の想いで自由にやる。それが組織として最高の結果につながる」、そんな組織をつくっていくためには、「袖振り合うも多生の縁」を大切にする人が集まり、それを大切にする組織文化をつくっていく必要がある。

年2回の全国フォーラムや月1回のオンライン集会、個別の会議の内容もできるだけFBグループを使って「見える化」すること、vison見える化プロジェクトの取り組みやそれぞれの想いや方向をシェアして各自が小さくできることを考える森づくり事業部ミーティングなどはそのようなイメージに向けて取り組んでいるのですが、

このjudo3.0の理想のイメージもまた一つの叩き台として、話し合いながら、それぞれにとっての理想の組織、それぞれにとっての居場所を作っていけたら、と思っています。

酒井重義

世界中に100人の友達ができる教育を!

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